過去、一番簡単だった税務調査

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うちの事務所では、初めて税務調査が入る!
とても不安なので、税務調査に同行お願いします!
というお問い合わせをたくさんいただきます。

今日は、実は税務調査はそんなに怖がらなくても(まじめにやっていればですが・・・)
大丈夫ですよ、という事例を紹介したいと思います。

過去、一番楽だった(簡単だった)税務調査

設立3年が経過した直後の法人の税務調査でした。
税務調査にやってきたのは、25才の若手職員でした。
一人できたのにも驚きでした。

(普通、ベテランの調査官と二人でくることが多い年齢です)

調査当日、通常だと1時間くらい会社の概況について雑談から入るのですが・・・
まだ調査開始前のトークもうまくないようです(下手でした)。
特に何かを雑談から探ろう、という雰囲気もありませんでした。

10分くらい雑談して、
「それでは帳簿をチェックしますので、帳簿を貸してください」

と言われ、総勘定元帳を渡しました。

1日目。
以上です。

若手調査官の方は、何やら一生懸命帳簿を1日確認していました。
特に何かを聞かれることもありませんでした。
通常、こんなことはありえませんw

2日目。
帳簿はチェックし終えたようで、返却されました。
次に提出したものは、契約書と請求書、領収書関係です。

この日も、勝手に何やらチェックしています。
お昼休憩があり、午後になって指摘がありました。

どんな指定かというと・・・
契約書と領収書に印紙がないものがある、という内容でした。

印紙がいるという根拠条文は何ですか?と尋ねると、
印紙税法の○○条にてらして、この書類には印紙が必要です、
としっかりと答えてくれました。

これは、もっともな指摘でしたので、
こちらも文句の言いようがありません。

占めて、1000円分の印紙税漏れを指摘されました。

結局、その後も特段何かを指摘されることなく、
税務調査は無事終了しました。

お金をいただいて税務調査に同行させていただいているので・・・
ほとんど仕事のない税務調査だったので、なんだか社長に対して
少し申し訳ない気持ちになるくらいでした。

このように、全ての税務調査がマルサの女のように、
ガリガリと調査され、脅されたりしながら、多額の税金をぶんどられる
わけではありません。

税務調査がくることになった!どうしよう!!
と慌てる必要もありません。

自分の申告について、調査官にしっかりと事実を伝えて納得してもらえば、
追加で税金を取られず終わるケースも多々あります。


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